おみくじと、一霊四魂からのメッセージ

  

最近、引き出しを整理していたら、

昨年の正月にひいたおみくじが出てきました。

それを見て、地味に衝撃を受けました。

 

なんと、今年の正月にひいたおみくじと同じではありませんか…!!

「小吉」ですが、神さまからの指針はけっこう厳しい内容の卦です。

 

どおりで、デジャブを感じたわけです……… (-_-;)

それにしても、まったく同じおみくじを2年連続でひく私っていったい…(;’∀’)!

(鎮守神社のおみくじは60番以上ありますから、この確率はスゴイ)

 

成長がないということなのでしょうか?…情けなや(T_T)

 

く、くやしいけれど、山田にどう思うか聞いてみました。

 

山田は笑っていました…

「そんな人めずらしいね(苦笑)、ぼんやりひいたんじゃないの?

ちゃんと気合を入れて念じたら、おみくじが光って、これだと教えてくれるよ」

 

それから、おみくじの引き方についてレクチャーが…

 

おみくじの箱はだいたい外から中のおみくじが見えるものが多いです。

しっかり念じると、ひくべきおみくじが光って見えたり、

「自分だ」とアピールするのだそうです。

 

山田はいつも、光っているおみくじをひくそうです。

だからなのか、大吉になる割合が高いのです。

(私は自慢じゃないけれど、そんな経験はありません…(-_-;)

 

 

山田の話です。

「おみくじは神道易と同様に、

『今年の行動の指針(心がまえ)をお示しください』

と強く念じてからひきますと、

おみくじの方から『自分だ』と訴えたり、光っている場合が多いのです。

そして、文言の中に“キーワード”が出てきます」

 

自分では「今年の指針を教えてください」と念じてひいているのですが、

周りの人が気になったり、どれにしようか迷いに迷って、

「もうこのへんでいいや」と引いていることが多いかもしれません(-_-;)

 

山田は、「迷うのがよくない!」と言います。

グン! と念じてひくのだ、と言いますが、

迷うのが普通の人間ですよね(T_T) 

 

いろいろ話しているうちに、ふっと思いました。

今まで神社でひくおみくじは、そこの神さまからメッセージをいただくイメージでした。

 

そもそもおみくじというのは占い(神占)ですから、易神さまの世界です。

そしてある面では、自分の一霊四魂からのメッセージであり、

自分の心の反映ではないかと。

それを易神さまが遠慮なく、厳しくご注意したり、指摘してくださるのではと。

 

山田「その通りだね。自分の一霊四魂からのメッセージともいえるね」

 

前世セッションや神伺い神事を見ていると、

守護の神仏は基本的にたいへんお優しく、おおらかで、

ストレートに厳しいことはおっしゃらないことが多いです。

 

でも、易神さまは「易断」という言葉のように、容赦なくズバリと伝えてきます。

2022年12月24日のコラムに書いた「寛厳よろしきを得る」の世界です。

優しく接してくれる人だけでなく、

時には厳しい忠告をしてくれる人も必要だということです。

 

そのような話で盛り上がりました。

 

最近、「一霊四魂との対話」が重要だという流れになっています。

前世セッションを受講した方にも、

「今世中に一霊四魂との対話をマスターしてください」

というアドバイスが多いのです。

 

一霊四魂との対話の場合、

一霊四魂からは「YES」か「NO」かの反応になり、具体的なアドバイスはありません。

具体的にどうするかは、自分自身が考えて決めることだからです。

 

おみくじには具体的なご注意や指針を書いていますから、

一霊四魂からのメッセージを具体的にいただきたい場合、

おみくじを活用するという方法があるのでは、という話になりました。

 

山田はこの話に刺激されたのか、

その夜、めずらしく易を立てる夢をみたそうです。

(神道易の指導をしていたそうです)

 

20年前になりますが、息子が高校時代、

武蔵御嶽山に登山した時に御嶽神社のおみくじをひいたら、

初めて「凶」をひいたということがありました。

 

その後、体育の授業で大けがを負うという彼の人生最大の試練がありました。

あのおみくじが、心身の不調和への危険のサインを送っていたのだとわかりました。

(その後、挫折を乗り越えて、たくましく成長できました)

 

山田の話です。

「おみくじの文章は『易経』から引用している場合が多いのです。

易では吉凶のシグナルが出ますが、これには“条件”があります。

 

油断せず、いまのように行えば吉(成功する)になる、

いまのままだと凶(失敗する)になる、

という警告になっているのです。

 

凶をひいたら落ち込むのではなく、

警鐘のシグナルになりますから、

実際にそうならないように対策を打ち、開運法を行うことです。

 

易卦は未来に対するシグナルであり、その人の行動によって変化します。

“兆し”を知って、凶を吉に変えていく”ことです」

 

※2月下旬に発売予定のCD『鳳凰の国日本の復活 実践・一霊四魂との対話開運法』で、

一霊四魂との対話法とおみくじ活用法を紹介します。

 

 

さて、2月4日立春に、初めて“巣鴨デビュー”しました(笑)。

巣鴨のとげぬき地蔵・高岩寺と、江戸六地蔵尊・眞性寺にお参りしました。

 

お地蔵さまのご開運を定期的に行ってきたので、

高台寺の延命地蔵大仏尊さまはお元気だという、山田の話です。

 

東京都豊島区巣鴨・眞性寺と江戸六地蔵尊
東京都豊島区巣鴨・眞性寺と江戸六地蔵尊