
11月後半の3連休は穏やかな天候に恵まれた行楽日和でした。
紅葉のピークなので、「紅葉も観たいし、どこか出かけたいね」ということで、
東京都調布市の深大寺に行くことにしました。
深大寺は今年になって、SNSでバズったかなにかで人気に火がつき、
若い女性を中心に参拝客が増えているというニュースを見ました。
だいぶ以前、この近くに住んでいたことがあるので、
「なつかしいので、深大寺に行ってみたいね」となりました。
深大寺は天台宗のお寺で、厄除けで有名な「元三大師」のことも調べてみたいし、以前から行ってみたい場所でした。
「深大寺の近くにある青渭(あおい)神社も歴史のある神社だから、そこにも行こう」となりました。
深大寺までは自宅から車で約1時間です。
いつのまにか街中はすっかり紅葉し、道路の両側の並木も鮮やかに色づいていました。
途中、市民駅伝の交通規制にかかり、15分ほど余計に時間がかかりました。
(このへんですでに暗雲が… -_-;)
深大寺への参道に入ると、周辺の駐車場はすべて「満車」でした。
ものすごい行列ができていたので何かと思ったら、
有名な(?)蕎麦屋さんに並ぶ行列でした! (午前10時過ぎです…)
もちろん、参道は大勢の人があふれ、参拝客で渋滞しています。
駐車場をさがして移動するうちに、お寺からはだいぶ離れてしまいました。
すると、道沿いに青渭神社があったので、そちらにお参りすることにしました。
青渭神社は「延喜式内社」の由緒ある古社で、「深大寺総社」でもあります。
創建年代は不明ですが、3000~4000年前の先住民が水を求めてこの地に来て、
水神を祀る祠をたてたと伝えられているようです。
青渭神社のご祭神は、
〇青渭大神(あおいのおおかみ)
〇水波能売大神(みずはのめのおおかみ)
〇青沼押比売命(あおぬまおしひめのみこと)で、すべて水神様です。
※青沼押比売命は『古事記』に登場する女神で、「青沼馬沼押比売命」と思われます。
大国主神の子孫で敷山主神の娘であり、美呂浪神の妻になります。
青渭大神は大地に住む大蛇ともいわれます。
かつてはここに大池があって、湧き水が湧いていたといいます。
大蛇(龍神)は水の神さまの化身です。
鳥居の扁額には龍の彫り物がほどこされています。
入口左手に、樹齢600~700年といわれるケヤキの巨木(ご神木)があり、天然記念物に指定されています。
巨木のウロがハート型に見えることから、恋愛成就、縁結びのパワースポットとして人気が出ているということです。
このご神木の雰囲気は一見の価値ありと思います。
境内は緑豊かで大木に囲まれ、深大寺のにぎやかさとはうって変わって静かです。
参拝者は多くはありませんが、深大寺とともにパワースポットとして参拝している人が多いようです。
社前にはかつて青々と波をたたえる大池があったといいます(それで青渭という社名になった)。
生命を育み、人々の生活に欠かせない水の恵みをもたらす龍神さまを水の神としてお祭りしたわけです。
大池はなくなっているのですが、深大寺境内にはあちこちに湧水がわき、
それが名物・深大寺そばを育んだということです。
青渭神社は深大寺の鎮守であり、セットで参拝するといい神社だなと思いました。
山田の話です。
「古い神社仏閣の場合、いわゆるパワースポットに、まず神社が鎮座し、
その後、仏閣が開基するパターンがあります。
ミロク北辰の大神さまによると、
《古い池に住んでいた龍神は、見沼を経由して、現在、霞ケ浦(茨城県)に棲んでいます》
ということです。
見沼は埼玉県にあった広大な沼でしたが、江戸時代に新田開発のため埋め立てられました。
人間がどんどん池や沼を埋め立てるため、龍神さまも棲む場所を奪われ、苦労しているわけです。
なお、青渭神社のお祭りの時は、青渭大神として龍神さまは霞ケ浦から来られるようです。
また、龍神さまは青渭大神として祭られ、人間から感謝されることで、元気になられるとのことです」
その後、駐車場の「空き」を願いつつ、再度深大寺に向かいました。
(われ敗れたり…………) _| ̄|○ ガックリ
さらに増した人波と「満車」「満車」の駐車場を横目に、
行先を変更して田無神社に向かいました。
(後編へつづく)

