常陸国・国見の旅日記〔八幡宮編〕

 

吉田神社に満足して、次に水戸八幡宮へ向かいました。

山田は今回、「常陸国水府総鎮守」とされる水戸八幡宮に行ってみたかったといいます。

まだ行ったことがないけれど、いい神社だからということです。

 

水戸八幡宮に着いて、駐車場右手の西参道から入っていくと、

拝殿へ向かう本来の参道が工事中のため通行止めになっていました。

 

しかたなく、遠回りする形で裏側を道にそって歩いていくと、

右手に石碑が立って、しめ縄がはられた場所がありました。

 

2基の石碑にはそれぞれ、「朝日御来光御聖地」「烈公御涼所」とあります。

しめ縄のむこうに、ひときわ大きなご神木がそびえ立っていました。

水戸八幡宮の大けやき
水戸八幡宮の大けやき

 

天然記念物の「八幡宮の大ケヤキ」は樹齢400年、樹高30m、幹周5.75m とのことです。

 

山田がそのご神木を見て、

「すばらしい! これを見ただけで、ここに来た甲斐があった」

と妙に感動していました(笑)

 

こんな素晴らしいご神木に「どなたがおられるのだろうね?」という話になって、

山田がご神木の神さまにお伺いしました。

 

しばらく交流してから、ご神木におられたのは「国常立大神さまだ」と言います。

《われは国見の神である》と言われました。

 

ただし、国常立大神さまはこのご神木に常に宿られているというわけではなくて、

その時に吉田神社から来られたようです。

このあたり一帯が勢力圏であり、ご神木にも自由に行き来できるのでしょう。

 

山田の話です。

「吉田神社で参拝した時は神伺いしなかったので、

吉田神社に国常立大神さまが隠れているとは気づかなかったのです。

 

それで、八幡宮の大ケヤキの神霊と交流した際、

その神霊が国常立大神さまであり、吉田神社から来られたということがわかりました。

 

国常立大神さまは吉田神社のご本殿におられ、

時々、“国見”のために水戸一帯を巡っているとのことです。

 

つまり、八幡宮の大ケヤキは“国常立大神さまの御旅所”になっていたわけです」

 

これで、吉田神社の国見神社での話とつながりました。

 

水戸八幡宮の鎮座するこの場所は白旗山と呼ばれる高台で、

ここから水戸市街が一望でき、遠くには日光、久慈連山、眼下に那珂川を望むことができます。

 

那珂川で冷やされた涼風が吹き上げる場所なので、

「御涼所」として烈公お気に入りの場所だったのです。

 

烈公というのは水戸藩主・徳川斉昭のことで、

斉昭は江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の父です。

 

さらに、方位を見ると東に向いているので、ここはご来光を拝める絶好のスポットなのです。

国常立大神さまが来られるのもわかりますね。

また、「アジサイの名所」でもあり、その時期に行くと絶景が楽しめるようです。

 

裏道をさらに左回りに進んでいくと、八幡宮の裏手から境内に入りました。

 

水戸八幡宮は1592年、佐竹義宣公によって創建されました。

義宣公は氏神として崇敬していた常陸太田の馬場八幡宮より、八幡大神を水戸城内に奉斎しました。

以来、水戸藩主代々の崇敬社として、農・工・商の神、厄除・子育て・戌亥年生まれの守護神として信仰されています。

 

ご祭神は八幡大神である誉田別尊(応神天皇)、息長足日売尊(神功皇后)、姫大神です。

 

山田の話です。

「姫大神さまとは宗像三女神(多紀理毘売大神、市杵島比売大神、多岐都比売大神)です。

八幡神社は主祭神が応神天皇になっていることが多いのですが、

応神天皇は人間神なので、人間の願い事は神話神である宗像三女神が聴いてくださっている場合が多いのです」

 

拝殿は渋い感じですが、本殿は朱塗りで装飾が鮮やかで立派です。

境内もすみずみまで手入れされ、摂社・末社やいろいろなスポットがあり、楽しめる境内になっています。

 

拝殿左手に、ご神木の「日本一の大いちょう」があります。

大イチョウの前に干支の「戌亥」の石像が置かれています。

首にしめ縄をはった、かわいらしいイノシシとイヌの石像です。

 

境内には戌亥以外のすべての動物の石像もあり、すべての干支の開運祈願に対応しているようです。

 

山田の話です。

「大ケヤキや大イチョウなど巨木がある神社はパワースポットになっています。

八幡宮の大イチョウに宿っている隠れ神は、ムーの太古神であるアラハバキノ大神威(オオカムイ)さまでした。

 

国常立大神さまやアラハバキノ大神威さまが拠点にしている水戸八幡宮は、やはり重要な神社だったわけです」

 

本殿裏手の左右に「武内宿禰神社・荒魂社」「武内宿禰和魂社」が結界のように鎮座しています。

境内摂社には「青麻(あおそ)神社、石尊神社」「天満宮」「松尾神社」などがあります。

そして、境内入口の参道にそって小さな末社が5社(淡島神社など)並んでいます。

 

山田の話です。

「宮城県仙台市宮城野区岩切に鎮座する青麻神社は、全国の青麻神社、三光神社の総本宮です。

『星神、日神、月神』を祭る神社として知られています。

 

2004年の東北神業の際、青麻神社のご開運も行いました(『秘録』21号)。

茨城県は福島県に隣接し、東北の影響が色濃い傾向があります」

 

帰る際、境内から駐車場へはすぐに出られました。

結果的に、参道が通行止めで大回りしたことで、大ケヤキのご神木にお会いできたことがわかりました。

(普通に参拝できていたら、大ケヤキのところには行かなかったと思います)

 

今回参拝した吉田神社や水戸八幡宮だけでなく、

常陸国には鹿島神宮、筑波山神社、加波山神社、大洗磯前神社など、

パワーのある神社・聖地がたくさんあります。

 

悠久の流れの中で、国常立大神さまやアラハバキノ大神威さまが、

小高い山の上から国見して、人々や生きとし生けるものを見守ってくださっていたのです。

 

そんな常陸国の霊的・歴史的奥行きを感じる旅になりました。

  

※八幡大神に関してはCD『八幡大神のご開運と日本の霊的防衛~国常立大神の日本神界の主宰神復帰』をお聴きください。

 

水戸八幡宮大イチョウ前の亥石像
水戸八幡宮大イチョウ前の亥石像