神仏は人間の「一霊四魂」を観ている

わが家に実家の不動明王さまをお迎えしたある日、

山田がお不動さまにごあいさつしていたら、

「神さまに拝まれるのはいいものだのう」

という反応があったそうです。

 

お不動さまは肉体人間の山田ではなく、

「ミロク銀河鳳凰天尊」である神としての山田を観ているわけです。

 

(うちではよく、食事時にそういう話をして、

いろいろアイデアを出したり、次はこういうことをしたらどうかとなります)

 

お不動さまの話で、昔のことを思い出しました。

もう20年ほど前のことですが、

当時はFさんという女性が神主(巫女)、山田が審神者(サニワ)となって、

神事や特別セッションを行っていました。

 

Fさんは優れた霊能の持ち主で、

いろいろな神仏のメッセージを喜怒哀楽、表情豊かに伝えていました。

Fさんが感応している時はオープン・トランスで、

顕在意識はしっかり保っていて、自分でコントロールできました。

 

2001年8月に、最後の事務所に引っ越した日、

引っ越し作業を終えてから、新しい事務所神前で光の結界を張り直しました。

山田とFさん、社員のWさん、私の4人だったと思います。

 

山田とFさんが、結界に参加してくださる神仏を笏で次々にお呼びして、

何重にも光の結界を張っていきました。

 

すると途中、Fさんが私の胸(直霊)を観ながら、

「ホムスビノ大神さまはそちらに」と私の場所を指示しました。

 

それで、(へえ~、私の直霊の大神さまを観てるんだな)

と驚くとともに、感心したものです。

 

その数年前、特別セッションで私の直霊の大神さまが「ホムスビノ神」さまだと明かされていましたが、

たくさんの人のセッションを行っているので、Fさんがいちいち憶えているとは思えません。

Fさんが神憑っている時は神仏の視点となり、

相手の一霊四魂、直霊の神仏を観ているわけです。

 

その話を山田にしたら、

「たしかに、Fさんはいつもこちらの胸(直霊)を観ていたね。

自分の中のクニトコタチノ大神さまを観て、話をしていた。

お互いに直霊を観ながら、オーオー(警蹕)やっていたものだ(笑)。

(神仏どうしの交流で)意味はわからなかったけど…(笑笑)」

と、なつかしそうに言いました。

 

神仏が降りている時のFさんの視線は、常に相手の胸にありました。

神仏は肉体人間ではなく、人間に内在する一霊四魂を観ているわけです。

 

人間は見た目で人を判断したり、外見で評価することがありますが、

神仏はあまり外見や肉体上の問題は気にされていません。

容姿とか、身長が高い、低いは、人間の“霊性”に関係ないのです。

 

人間の肉体はあくまでも「器」であり、中身が大事だということです。

よく、「自分の器(受け皿)を大きくして、たくさん福徳をいただいてください」と山田が言いますね。

 

神伺い特別神事を受けた方は、自分の陰陽の直霊の大神さまを知って、

自分のタマシイの系統や働きがわかったと思います。

 

神社仏閣や神棚で拝む時、また講座で神仏にお会いする時は、

産土の守護曼荼羅のご存在たちの中央に、

一霊四魂としての光輝く自分がいるというイメージで祈るといいのです。

 

山田の話です。

「私は不思議と偉大なご存在たちから好感をもたれました。

その理由について伺いますと、

《あなたが明朗だからです》ということでした。

 

人間の想いを神仏をキャッチします。

神仏が好む人間の感情は、

『うれしい。楽しい。おもしろい。陽気。感謝』です。

これらが明るい波動になって、発しています。

 

とにかく神仏は人間の明るい波動が好きなのです。

開運したいのなら、意識的に、

『うれしい。楽しい。おもしろい。陽気。感謝』

という感情をもつことですね」

 

ちなみに、特別セッションの初期(20年前)では、

日本神界・仏界の神仏名(スサノオノ尊、イタケルノ神とか)で

「直霊の大神」を名乗られることがほとんどでした。

 

その後、神業が進展し、山田の認識も深まっていくと、

原初的なご存在、サンスクリットのご存在、シュメールの大神など、

バージョンアップしたお名前で名乗られるようになりました。

 

神伺い特別神事でも、最初に伺った時は「大山祗命」だったのが、

「大山祗大神」にバージョンアップしています、というような方も多いのです。

 

私の場合も最初は「ホムスビノ神」さまと言われましたが、

その後、何段階かバージョンアップされて、

「天日狭霧国日狭霧神」さまと明かしていただきました。

 

そして、先に書いた事務所の引っ越しの話ですが、

この時に山田が立てた神道易の卦が「地天泰(ちてんたい)」の四爻(こう)で、

「鳳凰が群をなして地上に舞い降りる」でした(『秘録』12号)。

 

山田の話です。

「この易卦に示されたように、

その後の神業やミロク原則界業では、宇宙から鳳凰さま方が多数降臨しました。

そして、ミロク原則界業は光の鳳凰界が主導するようになりました。

私自身も19柱の神仏のワケミタマをいただき、ミロク銀河鳳凰天尊にバージョンアップしました。

そして、2019年12月には、光のスーパーミロクである宇宙大慈鳳凰さまが地球に来臨されたのです」

 

さて、久しぶりの講座開催に向けて、

山田もだんだん意識が「講座モード」になってきています。

いろいろなアイデアがわいて、当初のご案内よりも充実した内容になりそうです。

久々に皆さまにお会いできますことを楽しみにしています(*^-^*)

 

お神輿の上に乗る鳳凰
お神輿の上に乗る鳳凰