大洗・海に癒される旅(前編)

 

4月のある日、久しぶりに1泊で茨城に旅行しました。

コロナの自粛で2年以上、宿泊を伴う旅行をしていなかったのですが、

気分転換もかねて、連休で人が増える前に思い切ってでかけることにしました。

 

旅行の時は必ず、2人の吉方を観て行き先を決めます。

今回は東北が吉方だったので、今まで行ったことのない茨城方面にしました。

目的地は大洗磯前神社と酒列磯前神社です。

山田はかなり以前に大洗磯前神社には神業で行っていますが、私はまだ参拝したことがありませんでした。

 

旅行のプランは私が考えて、宿やコースを選定します。

温泉は必須ですが、茨城はあまり温泉が多くありません。

 

探していたら、酒列磯前神社のとなりのホテルに天然温泉がありました。

ここに決めようと思って相談したら、山田が「酒列磯前神社は無理に行かなくてもいいよ」と言います。

 

不審に思って理由を聞くと、昔の大洗神業の時、

神さまから《酒列磯前神社には無理に行かなくてもよい》と言われて、行かなかったらしいです。

(その理由については、神道業界の事情にくわしい山田には察しがついているようでした)

 

それで、大洗磯前神社の近くの大洗の浜で神業(3万体の光の大龍神)をし、

大洗磯前神社に光の神柱を立てたそうです。

 

「でも、それは昔のことで、今は大丈夫なのでは?」と言っていたのですが、

本人が乗り気でないならコースから外すかな、と残念に思っていました。

 

すると、「やっぱり行こうか。酒列磯前神社の神さまから《参拝に来てほしい》と言われた」

と、急に態度を変えました(笑)。

 

大洗・海の神業を行ったのは2000年11月(『秘録』10号)ですから、20年前のことです。

この間にさまざまな神業や原則界業を行って、全国の神社のご開運が進みました。

そのご開運の効果があったようです。

 

旅行の1日目、お天気も良く、まずはひたち海浜公園に行きました。

ちょうど有名な青いネモフィラが満開になっていました。

ひたち海浜公園は敷地が広大なのでレンタサイクルを利用したのですが、

迷子になりそうなほど広く、自転車をこぎ疲れました。(-_-;)

 

ネモフィラの丘までの道のりが遠かったです。(道に迷って…)

ネモフィラの丘を観て、登って、満足して酒列磯前神社に行きました。

 

海浜公園から海岸線へ下っていく途中、太平洋が眼前に広がってくるのですが、

まるで水平線が空に浮かんでいるように見えました。

「太平洋」を感じる茨城の海は千葉の海とも伊豆の海とも海の顔が違いますね。

大海原ザッパーン!という感じです(笑)。

 

酒列磯前神社は海から小高くなった丘の上にあり、とても雰囲気のあるパワースポットでした。

境内の入り口から続く300メートルの参道はヤブツバキなどの樹木がトンネル状に連なっていて、

「となりのトトロ」に出てくる木のトンネルを思い起こさせます。

この参道は水戸光圀公が整備させたものだそうです。

 

由来では、「平安時代の865年、大洗の海岸にご祭神オオナモチノ命・スクナヒコナノ命が御降臨になり、

塩焼きの一人に神がかりして、『私は大名持、少彦名命である。

日本の国を造り終えてから東の海に去ったが、いま再び民衆を救うために帰ってきた』

と託宣したとされます。

そして、酒列磯前神社と同時期に大洗磯前神社が創建されます。

 

少彦名命が酒列磯前神社の主祭神に、大名持命は大洗磯前神社の主祭神としてお祀りされます。

この由緒から、酒列磯前神社と大洗磯前神社は二社で一つの「兄弟神社」と称されています。

 

社殿は渋く、歴史を感じさせる雰囲気ですが、スッキリしてパワーを感じます。

平日なので参拝者は少なく、ゆっくり参拝できました。

 

山田が「神さまは元気だね」と言います。

やはり、だいぶご開運が進んで、問題はなくなっていたようです。

 

山田によると、「以前、大洗磯前神社に光の神柱を立てたので、

兄弟神社の酒列磯前神社にも光がいって、ご開運されていた」ということでした。

 

境内に「金運の亀」というのがあって、近年では宝くじが当たるということで人気が出ているようです。

参拝後、すぐとなりにある温泉ホテルにその日は宿泊しました。

2日目は(後編)で。

 

〔追記〕今朝(5月5日立夏の早朝)、私は愛犬ソフィーが帰ってきた夢を見ました。

その夢の話を山田にして、山田が神さまにうかがったら、「帰ってきた」ということです。

夢で、あいさつにきたようです。この話は後日くわしくお伝えします(*^^*) 

 

酒列磯前神社拝殿(ひたちなか市磯崎町)
酒列磯前神社拝殿(ひたちなか市磯崎町)