愛犬のこと(3)

 

ソフィーが亡くなって4日目の明け方、夢を見ました。

ソフィーがいすの上にちょこんと座っています。

せめて夢の中で会いたいと願っていたので、

私は「やっと会いに来てくれた」とすごくうれしかったのです。

触ると生前のまま、ふわふわした柔らかい毛並みで、

顔はにっこりとしています。

 

その時、ふっと、「ソフィーは成長したな」と思いました。

人間でいえば、3歳の子どもだったのが5,6歳に成長したような感覚でした。

その後、夢は混沌として、目がさめたのです。

山田に夢の話をして、「霊夢だと思う? 雑夢だと思う?」と聞いたら、

「雑夢だろう(笑)」と言われました。

 

その日の夜、そろそろ寝ようとふとんに入っていると、

リビングから「パン、パン、パン、パン…」と手をたたく音がして、

次に「ヒュー…」と山田が霊笛を鳴らしました。

 

「何をやっているの?」と聞くと、

「ソフィーに拍手を打って、霊笛で鳳凰力をあげた」と言います。

ソフィーの祭壇でおやすみのあいさつをしようとした時に、

ふと、そうしたほうがいいなと感じたそうです(理由はわかりません)。

 

「ソフィーは少し、魂が大きくなっているね。

それに、タマでなくて犬の姿になってきている」と言います。

 

私は、鳳凰力をあげたというので、

「もしや翼が生えたのでは?」と聞くと、

山田が霊視して、「そうだ、翼が生えている!」となりました。

 

その時、東京の築地本願寺の翼のある狛犬のイメージがわきました。

山田もまったく同じイメージがわいたそうです。

 

鳳凰力をいただいて、ソフィーに霊的バージョンアップが起こったのです!

まだ、成長しつつあるようでした。

旅立ちまでにどんな姿になるのでしょうか。

 

ブログ(1)の中で、「光の白狐神さまの配下になると、ここにいられる」という話がありました。

神さまがわざわざ、「こういう方法があるよ」と教えてくれたのは、

神さま側もそうしたほうがよいということだったようです。

 

人間界も動物界も、ご開運が必要です。

霊界でのんびり遊ぶだけではなく、動物たちも大霊界のご開運に参加し、

霊的成長をとげていく時なのかもしれません。

 

14年間私たちと暮らし、超次元の尊星王帝柱の光を浴びてきたソフィーは、

肉体上は動物としての宿命とカルマから逃れられませんでしたが、

霊的には浄化と進化をとげつつあったのでしょう。

肉体を離れて、霊体になると、進化成長しやすいのです。

本当に、光の白狐神さまの配下に入って、

「神犬」として活躍してくれることになるのかもしれません。

 

光の白狐神さまは、稲荷大神である宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)さまの配下です。

山田が「一切の生きとし生けるもののご開運」を始めた際、

動物界や精霊界に神業の内容を先駆けて伝え、神業がスムーズに進むように、

動物界や精霊界の神業の時だけに活躍する担当守護神さまです。

 

考えてみますと、ソフィーは最初、うちの子になる予定ではなかったのです。

ブリーダーさんがうちにあげる予定にしていた子が体が弱く、

代わりに繁殖犬として残す予定だったソフィーがうちの子になったのでした。

これも運命だったのかもしれません。

 

7日目、ソフィーのミタマ送りをしました。

長くなるのでこの話は次回にします。

 

東京・築地本願寺の有翼の狛犬 
東京・築地本願寺の有翼の狛犬