『もののけ姫』と、精霊界のご開運

最近、スタジオジブリの映画『もののけ姫』が地上波で放送されることになり、

久しぶりに観てみたいなと思い、録画して視聴しました。

 

『もののけ姫』が公開されたのは1997年です。

私が最初に観たのは1999年(初のテレビ放送)だったと思うのですが、

その時の印象は「少しわかりづらいかな?」という感じで、

それほどおもしろかったという記憶はありません。

実際、『もののけ姫』は他のジブリ作品に比べるとテーマが難解だといわれています。

 

ところが、今回は最初からぐいぐいと映画に引き込まれ、

おもしろく、一気に最後まで観てしまいました。

そして、22年前と違う、新たな視点で映画を観ていました。

 

『もののけ姫』が公開された1997年というと、山田が神業を始めたごく初期です。

山田は映画を観た後に、

「物の怪(け)とは“モノの気”であり、

大神(おおみわ)神社や金刀比羅宮の主祭神である大物主(オオモノヌシノ)大神さまの“モノ”に通じる。

大物主大神さまは霊威(モノ)が強い神さまということだ。

モノは魂魄(こんぱく)の魄に通じ、現象化の力がある」

ということを認識しました。

これにより「願望実現のための光の思念魄」「宿命・運命は魄(はく)が介在する」という概念を生み出しました。

 

長年、神業や研究を重ねることで、

「神仏への認識が深まれば、神社仏閣の風景が変わり、神仏の加護が増す」

ことを実感し、ホームページのトップに書いています。

 

この20年以上の学びで認識が深まったことで映画を観る視点が変わり、

より深く理解したり、今までの知識とネットワークされる実感がありました。

 

「これは、今まさに行っている《精霊界のご開運》だね!」と、山田と盛り上がりました。

 

冒頭で出てくる大イノシシの「タタリ神」は、精霊界の存在が魔物に変容した姿です。

人間が大自然を破壊し、棲み処を奪われた精霊界の存在たちが、

その悲しみ、怒り、憎悪の念から魔界の存在に変容し、人間に逆襲しているわけです。

 

神聖な「シシ神の森」の主である「シシ神さま」は太古から森に住み、生と死をつかさどる存在です。

夜にはダイダラボッチ(巨神族ですね)に変身して、森を育てています。

シシ神さまの森は生命あふれる美しく、豊かな森です。

 

その象徴のひとつが、かわいらしい「木霊(コダマ)」たちです。

ちょっと不気味な妖怪のような感じで描かれていますが、

木霊たちが無数にいるのは山が豊かな証なのです。

 

この木霊は屋久島で写真が撮れていて、

小さいオーブに目や口のようなものがあります。

映画の木霊とよく似ています。

山田も、「あの木霊のイメージは、実際、そんな感じだ」と言っています。

森の精霊の一種なのでしょう。

 

アニメとはいえ、自然の美しい描写を観ていると、

「つい最近まで、日本にもこんな豊かな自然があったのに…」

と、失われたものの大きさに胸が痛くなります。

 

そして、ヒロインの「サン」とともにいる犬神「モロの君」は大きな白い山犬で尾が2本あります。

山田によると、精霊界のご開運に活躍されている「光の白狐神さま」は、

まさに犬神「モロの君」のイメージだということです。

ちなみに「光の白狐神さま」は尾が3本あるそうです。

 

余談ですが、現在神犬修業中の愛犬ソフィーはその後、

神犬見習いから「神犬」に昇格したということです!(^^)!。

山田がふと、(ソフィーはどうしているかな…)と思ったら、

守護霊さまからすかさず、「立派になったよ!」と伝えてきたそうです(笑)。

今後の神事でどんな活躍をしてくれるか楽しみです。

 

さて、映画では人間は傲慢にも不老不死とされるシシ神さまの首をとって、森を死滅させます。

大自然への畏敬と感謝の気持ちを忘れた人間の愚かさそのものです。

 

『もののけ姫』のテーマは壮大で、

多様性、生と死、共生、対立と調和、善と悪など、複雑にさまざまな要素が絡み合っています。

あらためて、宮崎駿監督の先見の明と天才性に敬意を感じます。

 

2016年頃から「世界中の憑依、浮遊、地縛存在」がたくさんいることがわかり、

2019年になって、地球霊王さま、地球精霊王さまというご存在がおられることがわかりました。

 

そして、人間が長い年月にわたって大自然を破壊し、

多くの種を絶滅させ、精霊たちの棲み処を奪ってきたために、

多くの精霊界の存在たちが怨み、怒りの念から魔物に変容したり、

憑依・地縛・浮遊存在になったりしていることがわかりました。

 

憑依・地縛・浮遊存在の数は約6兆体いるということで、

そのご開運・救済のために「地球霊王さま、地球精霊王さま、精霊界へのお詫び」を行ったのです。

第1次の神事は6月に行い、多くの有志の会員にも遠隔でご参加いただきました。

今後も、何度か行う必要があります。

 

9月には、いよいよ第1次「太陽系の憑依・地縛・浮遊存在たちのご開運と救済」のための幽斎神事を行います。

これが「地球霊王さま、地球精霊王さまへのお詫び、精霊界のご開運」につながるということです。

志ある皆さまのご参加をよろしくお願いいたします! 

葉山の海と富士山と、森戸大明神の鳥居
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