愛犬のこと(4)旅立ち

 

亡くなって初七日の朝(11月17日)、

ソフィーのミタマ送りを2人でしました。

神さまから、《移行の準備は整った。もう十分だ》ということで、

7日目に送り出すことにしました。

あちらで、神犬になるためのトレーニングに入るということです。

 

「ただいまより、わが家の愛犬ソフィーのミタマ送りの儀をさせていただきます」

 

山田の話では、ソフィーは翼が生えた犬の姿になっていました。

そして、光輝いて、体が大きくなっていたそうです。

手足もがっちり太い感じになって、一番元気な頃に戻ったみたいです。

自宅に帰ってきた時、最初はソフトボールくらいの大きさのミタマでしたが、

バスケットボールとバレーボールの間くらいの大きさになっていました。

 

「おかげさまでありがとうございます。

宇宙の大いなる意志、大調和に基づく天命もちて、とってもありがたい

ソフィーちゃんのいやますますのご開運をお祈り申し上げます」

 

動物は人間のように「一霊四魂」は全部そろっていないので、

一霊四魂のご開運は祈りません。

「〇〇のミタマの」と言ってもよいです。

 

山田がソフィーのミタマに告げました。

「今から地蔵大仏尊さまに連れられて、霊界に行って、

動物界にてさまざまなトレーニングを受け、

時期が来たら光の白狐神さまの配下として、神犬になってね」

 

神さまの話では、《本人の意識がそこまでいっていないので、時期は未定です》ということです。

ただ、《1年以内だろう》と。

霊界は現界より進化のスピードが速いのです。

 

「とってもありがたいわれとわが家族の産土の守護曼荼羅のご存在たちの

一霊四魂のいやますますのご開運をお祈り申し上げます。

とってもありがたいわが家のご本尊さま、仏尊さま、

仏尊配下の神々さまの一霊四魂のいやますますのご開運をお祈り申し上げます。

とってもありがたい地蔵大仏尊さま、よろしくお願いいたします。

(錫杖) オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」

 

地蔵大仏尊さまと配下の仏尊さま方に、ソフィーの導きをお願いしました。

山田「では、ソフィーちゃん、またいつかお父さんやお母さんと会おうね。オー(警蹕)

ソフィーちゃんにふさわしい霊界に、地蔵大仏尊さま、お連れください。

オン カカカ ビサンマエイ ソワカ…」

 

地蔵大仏尊さま方に伴われ、ソフィーのミタマは上の方に上がっていきました。

その時、ソフィーからメッセージがありました。

 

「ちょっとまって、あいさつしたいから」と立ち止まりました。

私たちに向いて、最後にこう言いました。

 

「おかあさん、おとうさん、ありがとう。またあいましょう」

 

(注・「おかあさん」が先です 笑)

山田「行ってらっしゃい。さようなら」

私「またいつか、そちらで会おうね。

神さまのお使いで活躍できるように、よくお勉強して、

そちらでもいい子でみんなに可愛がってもらってね。

今までありがとう」

 

ソフィーは自分の翼で、地蔵大仏尊さまや飛天さま方とともに、

紫の雲と周囲の虹色の雲の航跡をたなびかせながら、

霊界に飛翔していきました。

 

これで、ミタマ送りを終了しました。

 

今回のことには、大弁財功徳天さまもだいぶご尽力くださったといいます。

女性的な優しい仏尊さまが、子どもとか、幼きものたちを導いてくださるようです。

 

お地蔵さまのトップクラスである地蔵大仏尊さまが導いてくださったのは、

山田の功績に対して“特別”なおはからいだったようです。

 

よく、「虹の橋」といって、

先に亡くなったペットが虹の橋のたもとで飼い主が来るのを待っているという

ファンタジーが広く知られています。

 

山田が移行のようすを霊視して、「ああ、なるほどね」といいます。

地蔵大仏尊さまをはじめご一行さまが、

ソフィーを連れてシューッと飛翔していった時、

飛行機の後ろにたなびく雲のような、紫をメインに、

レインボーの色彩がかかったような雲がたなびいていたといいます。

 

虹として観えたわけではありませんが、

そのレインボーの色彩が「虹の橋」というイメージに反映されたのかもしれません。

 

これで、わが家の愛犬物語はおしまいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また、お見舞いとお悔みの言葉をいただいた方々に感謝申し上げます。

  

「おかげ様で、ありがとうございます。宇宙の大いなる意志、大調和に基づく天命もちて、

一切の生きとし生けるものの、いや益々のご開運をお祈り申し上げます」

 

空のむこうに旅立ちました
空のむこうに旅立ちました