愛犬のこと(1)

長い間、更新をお休みしてしまいました。

この間いろいろあって、ブログを書けるような精神状態になく、

書いても空虚な内容になりそうで、やめました。

プライベートなことなので迷ったのですが、

ご参考になる内容もあるかと思い、

また自分の気持ちを整理するために、

記憶をとどめておくために、書くことにしました。

 

わが家の愛犬ソフィー(144か月・トイプードル)は、

人間でいえば73歳くらいの老犬です。

今まで入院するような病気やケガもなく、比較的元気に過ごし、

お散歩を楽しむ日々でしたが、

10月から急に元気や食欲が低下し、

連日のように病院通いで点滴や検査を受けていました。

なかなか不調の原因がわからなかったのですが、

10月末頃、小腸に腫瘍があることがわかり、手術を決めました。

 

手術しないとこのまま食事がとれず、弱ってしまい、死ぬのを待つしかありません。

手術がうまくいって回復できれば、元気になれる可能性がありました。

117日の手術を待つ間も、血液検査の数値は悪化していきました。

そこで手術の2日前に緊急入院し、輸血を受けることになりました。

入院する当日まで、お散歩する程度の元気はあったのです。

 

7日に腫瘍の摘出手術を受けました。

手術自体はうまくいったようですが、

術後の回復が思わしくなく、ぐったりしたままでした。

10日に2人で面会に行った時も、ぐったりして虚ろな目で反応が弱かったのです。

私たちがわかっても、反応する元気がないようでした。

ケージの扉を開けてもらい、身体をなでたり、声をかけたりしているうちに、

目に光が出てきました。

ずっとなで続け、励まし続けていると、立ち上がりました。

そして、ぱーっと笑顔になりました。

それが生きているソフィーとの最後のお別れになりました。

 

翌日の朝、朝食を終えた頃、7時半過ぎに電話が鳴りました。

いやな予感がしました。

やはり動物病院からで、「容体が急変したので、急いで来てください!」と。

急いで身支度をして、2人で病院に車で向かいました。

「ダメかもしれない。間に合わないだろうな」と覚悟しました。

 

病院に着くと、いつもと違う面会室に通されました。

ソフィーは遺体となって、私たちの前にいました。

触るとまだ身体は温かく、ただ眠っているだけのようでした。

私たちが着くまでに身体をきれいにしてくださったようで、

毛並みも整い、ふわふわしたきれいな身体でした。

穏やかな顔で、呼べば生き返ってくれるのではないかと思いましたが、

戻ってきてくれませんでした。

 

山田が部屋の遺体の上の方を見て、「そこにいる」と言います。

そして、「ソフィーちゃん、いっしょにおうちに帰ろう」と声をかけました。

 

朝の穏やかな光が差し込み、開院前の静寂な時間に、

病院の先生方や看護士の方々が全員、玄関前に出てくださり、

遺体の箱を車に運び入れ、私たちを見送ってくださいました。

 

自宅に着いて、遺体の箱を安置し、お花を飾ったり、

おやつやお水、おもちゃを入れてあげたりしました。

2人の息子も駆けつけて、みんなで涙を流し、悲しみに沈んでいました。

 

その時、山田が「ヒューッ…」と警蹕をかけて、ソフィーのミタマを呼びました。

実は、私たちが家に連れ帰ってきた時、ソフィーの魂はまだ病院にいたのです。

死んだばかりで、よく状況が呑み込めていなかったのでしょう。

お父さんが「いっしょに帰ろう」と声をかけたのに、ついてこれなかったようです。

それと、自宅に強力な光の結界がはられているので、

動物の力ではなかなか来られなかったのかもしれません。

 

山田が警蹕で呼んだ時、空間が渦状になって、

ソフィーの小さな魂がワープするように出現したそうです。

犬の姿をしているのではなく、球形のミタマです。

(霊能のある人によっては、生前の姿のまま視えることもあるのでしょうね)

 

私は、まさか病院に残ったままになっているとは思わなかったので、

夜になってその話を聞いて驚きました。

自宅で息を引き取った場合は自宅にいるわけですが、

病院で亡くなった場合は亡くなった子に声をかけて、

ちゃんと連れ帰るようにしたほうがよいと思います。

 

その夜、山田と話をしました。

人間は49日であの世に移行しますが、

「犬もやはり49日くらいはこちらにとどまるのかな?」という話で、

神さまに伺うと、「7日くらいで移行する」ということでした。

人間の場合、お別れをしたり、この世にけじめをつけるのに49日くらいは必要ですが、

動物はそこまで長くとどまらないというのです。

 

私は悲しさと寂しさに耐え切れず、

「このままずっと、うちにいてほしい」と言いました。

「そういうわけにもいかないだろう」と言っていたら、

「あれ? 待てよ。一つだけ方法があるみたいだ」

神さまの話では、山田の“動物界のご開運のための守護神”になっている

光の白狐神さま(動物界のトップの存在)に頼んで、

その配下に加えてもらうと、ここにいられるという話でした。

では、7日くらいたって、神さまにうかがって、

ソフィーが望むならそうしてもらおうか、となりました。

 

その夜、眠れない中でいろいろ考え、

ネットでペットロスの記事などを読んでいるうちに、

自分の願いは「執着」であり、

動物は動物の行くべき場所に行くことが幸せだと考え直しました。

 

翌日、山田にその気持ちを話すと、

「それがいいね。やはり、無理なことはよくない」となりました。

犬の中でも、介助犬とか盲導犬とか、セラピードッグとか、

人間の役にたつことに喜びを覚えたり、働くのが大好きな子、

とても賢かったり、献身的な子もいます。

そういう子は光の白狐神さまのもとで働くのを選ぶかもしれません。

 

でも、ソフィーは遊んだり、甘えたりするのが大好きな普通の家庭犬で、愛玩犬です。

働くことにあまり興味はなさそうです(笑)。

だから、あちらの世界では好きなだけ遊べて、

安楽に生きられる世界に行ったほうが幸せだろうと思うのです。

 

「地蔵大仏尊さまが導いてくださるようだから、

明日は地蔵大仏尊さまにソフィーのことをお願いしよう」

ということで、翌日自宅で家族だけのお葬式をあげることにしました。

(2へつづく)

 

 

5年前のソフィー
5年前のソフィー